2008年05月16日

[本]マンガ名作講義

マンガ名作講義マンガ名作講義
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浅田次郎、桂三枝、河合隼雄、島田雅彦、横尾忠則、つかこうへい、蜷川幸雄などなど、44人の著名人が選ぶ、この一作。


なかなか面白かったです。面白かった中で一つ嬉しかったのは、『ぼくの時間の深呼吸』での少年山田のぼる君の名演が印象深い高泉淳子さん(>wikipedia)が、楳図かずおの『わたしは真吾』を挙げていたこと。少年山田のぼる君を産みだし、あたり役としていた高泉さんが、「子供の時」がテーマとなっているこの作品を選んだことは、何だかとてもすんなりきました。しかも「少年」「子供」「純粋」「少し怖い」というキーワードで両方の作品が大好きな私は、何だか嬉しかったのです。

あと、面白かったのを何個か。
まず、選んだ方から興味深かったもの。

横尾忠則:楳図かずお『漂流教室』異次元的な感じがつながってますね。
巌谷国士:大島弓子『綿の国星』さすがのシュールレアリスム。
長野まゆみ:高野文子『絶対安全剃刀』そう来ますか!
島田雅彦:ジョージ秋山『アシュラ』これは未読なのですが、「うまれてこないほうがよかった ギャア」という叫びと顔が圧巻。とても読んでみたくなりました。
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わかぎゑふ:萩尾望都『半身』
立松和平:つげ義春『李さん一家』
松浦理英子:小野まゆら『幸せを運んだブルドッグ(原題:カポネ・カポネち)』。どんなシリアスなマンガを選んでいるのかと思ったら、線の太いお笑い漫画で楽しい驚きでした。漫画は未読。
河合隼雄:竹宮恵子の『風と木の詩』。たしか『あなたが子どもだったころ』でも対談していたものね。
蜷川幸雄:林静一『赤色エレジー』未読なので、よく分かりませんが、とてもスタイリッシュで印象的な線。
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梁石日:白土三平『カムイ伝』(未読。)
妹尾河童:手塚治虫『アドルフに告ぐ』。
京極夏彦:水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』。とてもナットク。
つかこうへい:さいとう・たかを『ゴルゴ13』。
小池真理子:手塚治虫『ブラック・ジャック』。

あと、私が好きな作品を選んだ方を、メモ。
『ポーの一族』を選んだのは、三浦雅士さん。
『AKIRA』を選んだのは、山崎浩一さん。
『猿飛佐助』を選んだのは、かんべむさしさん。
『トーマの心臓』を選んだのは、小池修一郎さん。

一つ残念だったのは、上記の作品たちとおなじくらい名作だと私は思う竹宮恵子の『地球へ・・・』がなかったこと。いや、好みだし良いのですが。何となく。残念。まあ、言い出したらキリがないけど。

とりあえず私が興味津々の『アシュラ』と、雰囲気をお伝えしたい『赤色エレジー』だけリンクをはりましたが、amazonに画像がありそうなものについては、気が向いたらリンクを増やしていくかも。『幸せを運んだ・・・』は、残念ながらamazonに表紙画像がないので、リンクなしで。と思ったら、オフィシャルサイト発見!
posted by sanoua at 23:41| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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