2008年03月17日

音の無い世界で【1992/仏】(スクリーン)

適切な距離と愛ある眼差し
★★★★


ニコラ・フィリベールの92年の作品。「かつてノルマンディーで」の公開にあわせて開催されているレトロスペクティブ・プログラムで上映されています(@大阪)。

昔テレビで観て以来、とても好きな作品なので、嬉しくて観にいきました。

やはり、とても良い映画でした…。

愛に溢れる眼差しを向けつつ、感情に溺れることなく落ち着いた適切な距離をもって対象を映していくという姿勢。そこに全てがあるように思います。

ドキュメンタリーは、現実が監督のフィルターを通して観賞者に呈示されるものだけど、ニコラ・フィリベールのフィルターは限りなく無色で、ただ素晴らしいフレームと愛がある。そんなふうに感じました。

この映画に出会えたことに、あらためて、感謝。

(携帯より更新)続きを読む
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2008年02月02日

アース【2007/独・英】(スクリーン)

アース プレミアム・エディション(2枚組)アース プレミアム・エディション(2枚組)
地球 アラステア・フォザーギル

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自然とは、なんて恐ろしく残酷で、そしてなんて美しいんだろう。
★★★★★



地球を体験できます。そして、言葉にできない感動が広がると共に地球への愛が、深まります。


地球は、銀河系で唯一生命を育むことが出来る惑星。そして、ある偶然により地軸が傾いたことによって四季がうまれ、それは様々な生物を生み出し、その生命を保っている。


豊かな地球であること自体が奇跡的であることを実感しました。続きを読む
posted by sanoua at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

ウェストサイド・ストーリー(DVD)

王道で名作の力
★★★

自宅のPCが、突然ネットに繋がらなくなったのですが、もう既にアップできていないものがたまっているので、とりあえず最新を携帯から更新。

意外と、初めて観るウェストサイド・ストーリー。多分、小学生の頃にテレビではながれていたと思うのですが、今回観てみるとやはり初観でした。


さすがですね。ダンスも音楽もカメラ・ワークも全てが最高。何て贅沢なのかしらん。
ストーリーも、現代版ロミジュリで、とてもドラマティック。


そして何より、悲劇になる前のダンス・シーンを観ている時の幸せ感、ドキドキ感はすごかったです。ミュージカルの底力を初めてしりました。


私の大好きな映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のビョーク扮する主人公セルマ、ミュージカルを本当に愛している彼女が幸せそうに唄う

there's always someone to catch me,when I fall...
そこにはいつも誰かがいてくれる、もし私が倒れても…

この歌詞、ミュージカルの幸せ感をとても良く現しているんだな…と思いました。


あと、確か60年代の映画なのに、性同一障害的な登場人物がいたのが感慨深かったです。

他にも色々ミュージカルを観たくなりました。
posted by sanoua at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

ヴォイス・オブ・ヘドウィグ【米/2007】(スクリーン)

FOLLOW YOUR VOICE
★★★

ヴォイス・オブ・ヘドウィグヴォイス・オブ・ヘドウィグ
ドキュメンタリー映画 ジョン・キャメロン・ミッチェル オノ・ヨーコ

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「"違い"というものは尊ばれるものであり、あらゆる生徒には安全な教育と"ホーム"と呼べる場所があるべきだ」という基本理念の下に創設された、LGBTQの青少年のため学校「ハーヴェイ・ミルク・ハイスクール」(@N.Y.)。その学校のために、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチHedwig & The Angryinch』のナンバーをそれぞれのミュージシャンがカバーしたチャリティ・アルバム『ウィッグ・イン・ア・ボックスWIG IN A BOX』を制作するというプロジェクトが立ち上がった。

そのプロジェクトの進行と、在学中の4人のLGBTQの生徒たち(2人のレズビアンと、1人のゲイと、1人のトランスジェンダ)―にフォーカスをあてたドキュメンタリー。

>公式サイト


LGBTQとは、レズビアン、ゲイ、バイ・セクシュアル、トランスジェンダー、クイアの略です。念のため。

もともとマイノリティであるアーティストたちが、マイノリティの青少年のために活動するという部分はとても力強く素晴らしいものでした。

それと同時に、在学中の4人、特に自尊心と家族との葛藤との間で自傷するエンジェルや、家を捨てざるをえなかったテナジャなどは胸が痛む映画でもありました。人に認められないということは、本当に傷つく辛い経験だと思います。増してや、自分の家族が自分の性向を認めてくれないとしたら。そのように生きることしかできない、自分にとってはあたりまえのものを認めてくれないとしたら。それはどれだけ辛いことか・・・。

それを乗り越えて生きていく、生きていこうとしている彼・彼女らの姿に強い力を感じました。

そして、そんな彼らの安心できる居場所、時に本当の"ホーム"をなくしてしまった彼らの"ホーム”となっている「ハーヴェイ・ミルク・ハイスクール」の存在の素晴らしさ。映画の最後に正式な高校として認められるのは、本当に感動的でした。

続きを読む
posted by sanoua at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

インランド・エンパイア【米、ポーランド、仏/2006】(スクリーン)

内なる帝国をさまよう。
★★★★★☆

IE.jpg傑作『マルホランド・ドライブ』から5年。デヴィット・リンチ監督の最新作。一言で言うと「トラブルに巻き込まれた女性(たち)の物語」。




最高です。脳ミソを棒でグルグルかき混ぜられるような快感。これは、観るというより、体験する映画。私の感想に一番近いのは、松村耕太朗さん(CUT編集部)

3時間、悪夢の快感から逃げられない。
これに比べれば、『マルホランド・ドライブ』は只の準備運動だ!

です。そうなのです。『マルホランド・ドライブ』が快感だったアナタ!迷わず観るべしです!!!


アメリカの公式サイトのフォーラムの「この映画って何についての話なの?」っていうところが盛り上がっていてかなり面白いです。
>日本公式サイト
>アメリカの公式サイト


続きを読む
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2007年02月01日

オー・ブラザー!【米/2000】(DVD)

Show must go on! なにがあっても人生は続くぜ!!
★★★★★☆

オー・ブラザー!オー・ブラザー!
ジョージ・クルーニー ジョン・タトゥーロ ティム・ブレイク・ネルソン

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宝を求めて脱獄した三人は、様々な困難にであって
でもめげずに進む!その果てに得たものは・・・・・・?
※コメディです※

ステキすぎます。
これを観たとき、修復困難なくらいに
かなり落ち込んでいたのですが
何だか希望が湧いてきて、「人生は続くぜ!」と別人みたいになって
復活しました。愛と勇気とからだ(これ重要)があれば、人生いきていけるじゃん、
みたいな気持ちになりましたよ。
こんな映画ははじめてです。
今後の人生の落ち込んだとき用にDVD購入予定(笑)。

コーエン兄弟大好き、な人(だけ)ではなく、全ての兄弟姉妹にオススメです!
逆に『ファーゴ』とかそういうのを期待するとハズれるので注意。
何度も書きますが、コメディです。
公式サイト
続きを読む
posted by sanoua at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

8Mile【米/2002】(DVD)

エミネムムービー。
★★


8Mile8Mile
スコット・シルヴァー カーティス・ハンソン エミネム

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エミネムの半生を基に描かれた現代の青春音楽ドラマ。
タイトルの8Mileとは、北側の町ウォレスに暮らす中産階級の
白人と、南側のデトロイトに暮らす黒人社会を分断する
実在する“8マイル・ロード”。
ストーリーは、デトロイトに住む白人のB-Rabbitはラップの
才能がある。でも、上記のような白人と黒人社会がはっきりと
わかれてしまい「ラップは黒人のもの、ヤワな白人にラップなんて
できるのか?」という感じのデトロイトでB-Rabbitはもがいていた・・・。
という青春映画的なもの。

評価は割と高いみたいで、私も嫌いではないですが
エミネムのファン以外には特に薦めないかも。
続きを読む
posted by sanoua at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

unknown【米/2006】(スクリーン)

観た後、何だか気分爽快!
★★★☆


目覚めたら、倉庫らしき建物に閉じ込められていた
男性5人。
何故か全員記憶がないが、
状況から2名が誘拐犯、3名はその被害者だということだけが分かった。
自分は誘拐犯なのか、それとも被害者なのか?
自分の過去は?
どの人間なら、自分は生き残れるのか?


オフィシャル・サイト

色々つっこみどころはあるけれど
私は面白かったなぁ。続きを読む
posted by sanoua at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

男を変える恋愛講座(JAL機内)

★★
Failure to Launch (Widescreen Edition)Failure to Launch (Widescreen Edition)
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Average Review

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8月14日にJAL機内で観ました。

ラブコメ観たの、いつぶりかしらん。
『キンキーブーツ』と悩んで、機内だし気楽なのと、『SEX AND THE CITY』でサラジェシカパーカー好きになったので
観てみました。続きを読む
posted by sanoua at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

オーメン【米 2006】(スクリーン)

ミア・ファロー恐かったデス・・・。
★★

オーメン〈特別編〉/オーメン2 ダミアンオーメン〈特別編〉/オーメン2 ダミアン
グレゴリー・ペック リチャード・ドナー リー・レミック

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ご存知オーメン↑の2006年版。
「2006年6月6日、未来が終わる・・・」というコピーにて
2006年6月6日に世界同時公開。

おすすめな人。とりあえずホラーが好きな人。
オリジナルオーメンも好きな人。
おすすめできない人は、ホラーが嫌いな人、
ドキっとしたくない人。

>>公式サイト
続きを読む
ラベル:★★ ホラー
posted by sanoua at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月31日

エミリー・ローズ【米/2005】(スクリーン)

The devil only exists because of your belief in him
...どうなんでしょ?
★★★

(上の英語の一行は、"Sun Vs Moon"Sage Francisより引用)

The Exorcism of Emily Rose (Special Edition, Rated)The Exorcism of Emily Rose (Special Edition, Rated)

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田舎から都会の大学に進学し、幸せな学生生活を送っていた
19歳の女子大生、エミリー・ローズ。
彼女はある日、恐ろしい幻覚と痙攣に襲われる。
入院するもその症状はやまず、悪化する一方。
エミリーと家族の了解を得て、
教区の神父ムーアは、彼女に悪魔祓いを施すが、
彼女は変わり果てた姿で亡くなってしまう。
ムーア神父は過失致死罪で起訴され、
敏腕弁護士がその弁護にあたるが・・・。

ホラーと法廷劇が混ざったような映画です。
どちらかというと法廷劇。それなのに、恐い・・・。
ホラー嫌いでなければ、誰でも楽しめるのではないでしょうか。


>>公式サイト

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posted by sanoua at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

青い棘【独/2004】(スクリーン)

愛が終わったときに、死ぬ。
そんなこと、考えたことあったなぁ・・・。


1927年ドイツが舞台。
ギムナジウムの最上級生である青年たちが起こし、
当時世間を騒がせた「シュテッグリッツの学生の悲劇」事件を題材にした映画。
“我々が死ぬ理由は愛のみ。
我々が殺す理由は愛のみ。
ゆえに我々はこの厳粛な誓約書に、愛をもはや
感じなくなった瞬間に我々の命を終わらせること、
そして我々の愛を奪った者を道連れにすることを誓う・・・”

おすすめできるのは、1927年当時のドイツや服装とかに興味がある人。
『グッバイ・レーニン!』でダニエル・ブリュールを好きになった人。
退廃的で刹那的で閉塞感にあふれている感じが好きな人。
おすすめできないのは、『モーリス』とか
『トーマの心臓』をイメージしている人。


>>公式サイト

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ラベル:恋愛 ゲイ
posted by sanoua at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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