2008年01月21日

まぼろし【2001/仏】(DVD)

まぼろし<初回限定パッケージ仕様>まぼろし<初回限定パッケージ仕様>
シャーロット・ランプリング ブリュノ・クレメール アレクサンドラ・スチュワルト

東芝デジタルフロンティア 2003-03-28
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こころに、からだに、大気中に、ただようあなた。
★★★★


オゾン監督feat.シャーロット・ランプリング(『地獄に堕ちた勇者ども』、『愛の嵐』)。


永いながい愛の日常で、愛する人をふと亡くしてしまった女性の、それでも続いていく日常。


私みたいな若輩者に何が申せましょう。そんな気持ちになります。ただ、静かな感動を大切に受け止めるのみでした。


そして、感動の波は、少し時間がたった時により強く押し寄せてきて。私の想像の浜辺にはいつもマリーがジャンに向かって走っていっているようです。


まだ33歳だったオゾン監督が、こんな日常的な愛と死についての映画を撮ることができたことに驚きました。でも、彼は5年後に『僕を葬る』で、あんなにも死に近付いているんですよね。それを考えると、なんだか納得です。


シャーロット・ランプリング、とても美しかったです。若かりしころの出演作品も観たくなりました。


2007年12月末に観ました。携帯から更新。以下、スタッフなど。
posted by sanoua at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月22日

ミリオンダラー・ベイビー【米/2004】(DVD)

家族と愛と死と。
★★★☆

ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッド ヒラリー・スワンク モーガン・フリーマン
B000AC8OV0



2004年アカデミー賞で作品賞・主演女優賞(ヒラリー・スワンク)・助演男優賞(モーガン・フリーマン)・監督賞(クリント・イーストウッド)を受賞した作品。

トレーラーハウスで育ったマギー31歳。問題だらけの実家を出て、ウェイトレスをしながら暮らす彼女は、一つだけ夢があった。それは、3年間続けているボクシングでお金を稼ぐこと。彼女は名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願する。フランキーは女性ボクサーは弟子にとらない、とすげなく断るが、マギーはフランキーのジムに通い続ける。
ある日マギーはフランキーに自分にはこれしかない、と想いをぶつけ、フランキーは引き受けることを決意する。
マギーの情熱と、フランキーの名指導のおかげでマギーは着実に力をつけ、世界タイトルを狙えるまでに成長するが……。



いたい映画です。あまりの悲劇に茫然自失のまま、あれよあれよと(結末に触れるので反転して読んでください→)尊厳死の話になり、気がついたら終わってました。。。

テーマは家族愛。家族を失っても、血がつながっていなくても、心のそこから信頼し、愛することができる相手に出会えたことは、幸せだったのかもしれない。そう思ったりしました。

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posted by sanoua at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

ミリキタニの猫【米/2007】

NATURAL BORN ARTIST!!
★★★★

080217_1726~01.jpg2001年9月11日、世界貿易センターが瓦解する緊張状態のニューヨーク路上。騒然とした周囲をよそに、いつもと同じように平然と絵筆を動かしている男がいた。彼の名はジミー・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアで生まれたが、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られ、アメリカに抵抗して自ら市民権を捨てた。その時から彼の反骨の人生が始まった……。(公式サイトより。>公式サイト



ミリキタニさんは、「三力谷」さんと書きます。上記の波乱の人生のあいだ、彼は一貫してARTISTでいつづけています。それが何よりすごくて、感動しました。市民権を捨てたことで様々な社会保障も受けられず、日本に帰ることもできず、悲しみと不安の毎日。

それでも、彼は自分は芸術家だという自負を持ち続け、飄々と絵を描き続ける。その絵には、希望に満ちたうつくしい色があふれていて。NATURAL BORN ARTIST とはこういうものか、と思います。

観て損はない作品。
art好き、猫好きは、ぜひ見るべき。


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2007年02月17日

ミラーズ・クロッシング【米/1990】(DVD)

ある男の滑稽で哀しく美しい生き様。
★★★★

ミラーズ・クロッシング(スペシャル・エディション)ミラーズ・クロッシング(スペシャル・エディション)
ガブリエル・バーン アルバート・フィニー マーシャ・ゲイ・ハーデン

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント 2006-01-13
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コーエン兄弟の1900年代初頭、禁酒法時代のアメリカを舞台としたマフィア映画。

アメリカ東部のとある街。アイルランド系マフィアのボス・レオと、イタリア系マフィアのボス・キャスパーは、この街をめぐって抗争をくりかえしている。レオと、その右腕のトムは主従関係を越えた友情で結ばれていた。しかし、トムは博打に負けこんだ夜、レオの愛人ヴァーナと一夜を共にしてしまう…・・・。

まず、オープニング・シーンが物凄く美しいです。帽子にはじまり、帽子に終わる映画。とても美しく、ダンディで静謐であると共に、滑稽で哀しい映画です。特に、その代表であるところの主人公トムを演じるガブリエル・バーン、物凄く当たり役です。
『ゴッド・ファーザー』の哀愁を愛する方にオススメ。
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posted by sanoua at 23:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 欧米など−ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

マリー・アントワネット【米/2006】

たぶん、しゅみがあわない。
ゼロ

マリー・アントワネット (通常版)マリー・アントワネット (通常版)
キルスティン・ダンスト ジェイソン・シュワルツマン アーシア・アルジェント

東北新社 2007-07-19
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恋をした、朝まで遊んだ、
全世界に見つめられながら。
14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユ宮殿に暮らす孤独な王妃の物語
(公開時コピー)

おしゃれな人が、おしゃれな現代の女の子を、ベルサイユ宮殿に送り込んで撮った映画。
……という印象しかもてませんでした。初ソフィア・コッポラ監督作品でしたが、見事に撃沈……たらーっ(汗)どういう監督か、というのは少し知っていたので、マノロの靴とか主にオシャレさに期待して観にいったけれども、それ以外の部分(ストーリーとか演出とか色々……)が全く合わず、ダメでした。ベルサイユ宮殿の美しさは素晴らしかったけど、それでも★一つと評価する気になれません……。全く合わないんですね……。
日本には『ベルばら』という傑作があり、私があれを大好きなのもあるかも。やはり比べてしまいます。
posted by sanoua at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

マイ・プライベート・アイダホ【米/1991】(DVD)

ずっと残っていく微かで甘美な傷
★★★


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キアヌ・リーヴス ガス・ヴァン・サント リヴァー・フェニックス

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根っからのストリートキッズで男娼をしているマイクと、
市長の息子でありながら男娼をしているスコットの
切ないロード・ムーヴィー。

1991年当時に見ていればよかった!と後悔。
それでも、リヴァー・フェニックスの瑞々しい演技は
ずっと心に残りそうです。
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posted by sanoua at 16:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 欧米など−ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月28日

息子の部屋【伊・仏/2001】(DVD)

悲しみや喜びがどんなに激しくても、全ては私の中にあり、
海や空は海や空として存在している。いつでも。
★★★★


精神分析医ジョバンニ、出版社に勤める妻パオラ、
学校のバスケ部で活躍する娘イレーネと
反抗期に入りかけてはいるけれども素直な息子アンドレア。
4人は、小さな問題はあっても、信頼関係で結ばれた幸せな家族。
けれども、ある日曜日、父ジョバンニに急患の往診依頼が入り、
そこから家族の運命は変化していくことに・・・。

控えめな感情表現の映画が好きな人にはおすすめ。
大感動したいぜ!泣きたいぜ!みたいな人は期待外れになるでしょう。


以下内容に触れています>>
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ラベル:家族 ★★★★
posted by sanoua at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧米など−ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする